キャッシュレス決済で使いすぎる人へ|生活費を管理するための考え方

暮らし×お金

「キャッシュレス決済は便利だけど、使いすぎてしまう」

「財布の中のお金は減っていないのに、月末の請求を見ると驚く」

「少額の支払いが多くて、何に使ったのか分からない」

20〜30代の一人暮らしでは、このような悩みを感じることがあります。

スマートフォンやカードだけで支払いができるキャッシュレス決済は、とても便利です。

コンビニ。

スーパー。

飲食店。

ネットショッピング。

交通。

さまざまな場面で利用できるため、現金をほとんど使わない人もいるでしょう。

一方で、便利だからこそ、

「お金を使った感覚が薄い」

「少額だから気にせず何度も使ってしまう」

という状態になりやすい人もいます。

大切なのは、キャッシュレス決済をやめることではありません。

便利さを残しながら、自分がいくら使っているか把握できる仕組みを作ること

です。

この記事では、キャッシュレス決済で使いすぎてしまう人に向けて、生活費を管理するための考え方と、今日からできるシンプルな対策を紹介します。

  1. キャッシュレス決済で使いすぎやすいのはなぜ?
  2. 少額決済の積み重ねに気づきにくい
    1. 「1回いくら」より「月に何回」を見る
  3. キャッシュレス決済そのものが悪いわけではない
  4. まず確認したいのは「何種類使っているか」
    1. 支払い先が多いほど家計全体が見えにくい
  5. STEP1|メインの決済方法を決める
    1. 何となく使い分けない
  6. STEP2|生活費の予算を先に決める
    1. 利用可能額と自分の予算は違う
  7. STEP3|週に1回だけ履歴を見る
    1. 1円単位で記録しなくてもいい
  8. STEP4|通知を利用する
    1. 現金の代わりに「通知で減った感覚」を作る
  9. STEP5|チャージ式なら上限を決める
    1. 使える分を先に区切る
  10. STEP6|コンビニの「ついで買い」を確認する
    1. 金額より行動を見る
  11. STEP7|ネットショッピングはすぐ決済しない
    1. 一晩置くルールを作る
  12. ポイント目的で余計に買わない
    1. 得するために支出を増やさない
  13. キャッシュレス決済を用途別に分ける方法もある
    1. 分けすぎには注意
  14. 「今月いくら使った?」にすぐ答えられる状態を目指す
  15. 現金とキャッシュレスを併用してもいい
    1. 自分が管理しやすい方法が正解
  16. 使いすぎた月があっても翌月に極端な節約をしない
    1. 原因を一つ探す
  17. キャッシュレス決済と固定費を一緒に確認する
  18. 生活費管理は「我慢」より「仕組み」
  19. キャッシュレス決済も「お金・時間・手間」で考える
  20. 10分でできるキャッシュレス整理
    1. 1|使っている決済方法を書き出す
    2. 2|直近1週間の履歴を見る
    3. 3|メイン決済を一つ決める
  21. 60分あれば1か月分を整理する
  22. まとめ|キャッシュレス決済は「使わない」より「見えるようにする」

キャッシュレス決済で使いすぎやすいのはなぜ?

キャッシュレス決済で使いすぎやすい理由の一つは、

お金が目の前から減らないこと

です。

現金の場合は、支払うたびに財布の中のお札や硬貨が減ります。

そのため、

「今週はかなり使った」

と視覚的に気づきやすくなります。

一方、キャッシュレス決済では、

スマートフォンをかざす。

カードを出す。

ボタンを押す。

だけで支払いが終わります。

便利な反面、実際にお金を使ったという感覚が弱くなることがあります。

少額決済の積み重ねに気づきにくい

キャッシュレス決済で注意したいのが、

小さな支出の積み重ね

です。

たとえば、

コンビニで飲み物。

仕事帰りにお菓子。

カフェでコーヒー。

アプリ内の購入。

ネット通販で小物。

などです。

1回の金額はそれほど大きくなくても、毎日続けばまとまった金額になります。

「1回いくら」より「月に何回」を見る

たとえば1回300円程度でも、月に何度も利用すれば合計は大きくなります。

そのため、

「これは安いから大丈夫」

ではなく、

同じような支出を月に何回しているか

を見ることが大切です。

キャッシュレス決済の履歴を見ると、少額決済が想像以上に多いことに気づく場合があります。

キャッシュレス決済そのものが悪いわけではない

使いすぎてしまうと、

「やっぱり現金だけに戻したほうがいいのかな」

と思うかもしれません。

しかし、キャッシュレス決済には便利な点もあります。

財布から現金を出さなくてよい。

支払いが速い。

利用履歴を確認できる。

ネット上で支払いしやすい。

現金を多く持ち歩かなくてよい。

というメリットがあります。

重要なのは、

キャッシュレスを使うか使わないか

ではありません。

使った金額を自分で管理できているか

です。

まず確認したいのは「何種類使っているか」

キャッシュレス決済で家計が分かりにくくなる原因の一つが、決済方法の増えすぎです。

たとえば、

クレジットカード。

スマートフォン決済。

電子マネー。

交通系決済。

ネットショップ内の決済。

などを複数利用していると、支出が分散します。

支払い先が多いほど家計全体が見えにくい

Aの決済で5,000円。

Bのカードで15,000円。

Cのアプリで8,000円。

と分かれていると、一つ一つは大きく見えなくても、合計するとかなりの金額になることがあります。

そのため、

「いくら使ったか分からない」

という人は、まず使っている決済方法を全部書き出してみましょう。

STEP1|メインの決済方法を決める

キャッシュレス決済を管理しやすくする一つの方法が、

普段使う決済方法を絞ること

です。

たとえば、

日常の買い物はこのカード。

少額決済はこのスマートフォン決済。

というように、役割を決めます。

何となく使い分けない

その日の気分で、

今日はA。

明日はB。

次はC。

と使うと、月末に集計するのが面倒になります。

一方、

「基本はこれ」

というものを決めておけば、確認する履歴も少なくなります。

便利な決済方法を全部使う必要はありません。

管理できる数に絞ること

も家計管理の一つです。

STEP2|生活費の予算を先に決める

キャッシュレス決済で大切なのは、

「カードやアプリでいくら使えるか」

ではなく、

自分の生活費としていくら使ってよいか

を先に決めることです。

たとえば、

食費。

日用品。

自由に使うお金。

などに大まかな予算を設定します。

利用可能額と自分の予算は違う

クレジットカードには利用可能額があります。

しかし、

カードで使える金額

と

自分が今月使ってよい金額

は同じではありません。

カード上ではまだ支払えても、家計の予算はすでに超えている可能性があります。

そのため、

決済サービス側の上限ではなく、自分の予算を見る

ことが重要です。

STEP3|週に1回だけ履歴を見る

毎日家計簿をつけるのが苦手な人は、週に1回だけ利用履歴を見る方法があります。

たとえば、

毎週日曜日。

金曜日の夜。

など、確認する曜日を決めます。

見るポイントは、

今週いくら使ったか。

コンビニ利用が多くないか。

予定外の買い物が多くないか。

大きな支出がなかったか。

です。

1円単位で記録しなくてもいい

目的は完璧な家計簿を作ることではありません。

「今月ちょっと使いすぎている」

と月の途中で気づければ十分です。

月末になってから気づくより、途中で確認できたほうが、その後の使い方を調整しやすくなります。

STEP4|通知を利用する

決済サービスによっては、利用したときに通知を受け取れる場合があります。

通知を確認できる設定にしておけば、

「今お金を使った」

という感覚を持ちやすくなります。

現金の代わりに「通知で減った感覚」を作る

現金なら財布の中身が減ります。

キャッシュレスではその感覚がありません。

そこで、

利用通知。

残高。

利用履歴。

などを確認することで、支出を見える状態にします。

キャッシュレスで使いすぎやすい人は、

支払いを見えなくしない工夫

が大切です。

STEP5|チャージ式なら上限を決める

事前に残高を入れて使うタイプのキャッシュレス決済であれば、

「今月はここまで」

とチャージ額を決める方法もあります。

使える分を先に区切る

たとえば、

日常の買い物用。

ランチ用。

自由に使うお金用。

など、自分で用途を決めます。

残高が減っていけば、

「今月あとどれくらい使えるか」

が見えやすくなります。

ただし、自動チャージを利用している場合は、設定によって残高が自動的に補充されることもあります。

使いすぎが気になる人は、自分の設定を一度確認してみましょう。

STEP6|コンビニの「ついで買い」を確認する

キャッシュレス決済で増えやすい支出の一つが、

予定していなかった少額購入

です。

たとえば、

飲み物だけ買う予定だったのにお菓子も買う。

昼食だけの予定だったのにデザートも買う。

帰宅途中になんとなくコンビニへ寄る。

という行動です。

金額より行動を見る

ここで大切なのは、

「お菓子を買ってはいけない」

ということではありません。

確認したいのは、

自分がどんなタイミングで予定外の買い物をしているか

です。

仕事帰り。

昼休み。

疲れているとき。

暇なとき。

など、パターンが見えてくると対策しやすくなります。

STEP7|ネットショッピングはすぐ決済しない

キャッシュレス決済と相性が良いのがネットショッピングです。

商品を選んで数回操作するだけで購入できるため、便利な一方、衝動買いにつながることもあります。

一晩置くルールを作る

生活必需品でないものなら、

カートに入れてその日は買わない。

翌日まだ欲しかったら検討する。

という方法があります。

時間を置くだけでも、

「やっぱり必要なかった」

と感じることがあります。

決済が簡単だからこそ、

買うまでの時間を自分で作る

ことも大切です。

ポイント目的で余計に買わない

キャッシュレス決済では、ポイントやキャンペーンが用意されることがあります。

お得に感じる一方、

「ポイントが付くから買う」

「あと少し使えば条件を達成できる」

と、本来必要のなかった支出を増やしてしまう場合があります。

得するために支出を増やさない

たとえば、

100円相当の特典を得るために、予定外の1,000円を使う

のであれば、家計全体では支出が増えています。

ポイントは、

必要な買い物をした結果として付くもの

くらいに考えると管理しやすくなります。

お得にすることより、余計な支出を増やさないことを優先しましょう。

キャッシュレス決済を用途別に分ける方法もある

人によっては、決済方法を1つにまとめるより、用途ごとに分けたほうが管理しやすい場合があります。

たとえば、

生活費。

固定費。

自由に使うお金。

を別の支払い方法にする方法です。

分けすぎには注意

用途別管理は便利ですが、細かく分けすぎると逆に面倒になります。

食費用。

カフェ用。

日用品用。

趣味用。

ネット用。

と増やすと、確認する場所も増えます。

大切なのは、

分けたほうが管理しやすいのか、まとめたほうが管理しやすいのか

を自分で判断することです。

「今月いくら使った?」にすぐ答えられる状態を目指す

キャッシュレス決済を上手に使えているか判断する一つの目安が、

「今月だいたいいくら使った?」

と聞かれたときに答えられるかです。

1円単位で分かる必要はありません。

たとえば、

「だいたい3万円くらい」

「食費で2万円前後」

と大まかに分かれば十分です。

反対に、

「全然分からない」

という場合は、支出が見えにくくなっている可能性があります。

まずは利用履歴を確認する習慣を作りましょう。

現金とキャッシュレスを併用してもいい

キャッシュレス決済で使いすぎるからといって、全部現金に戻す必要はありません。

たとえば、

固定費はカード。

日用品はキャッシュレス。

自由に使うお金だけ現金。

というように分ける方法もあります。

自分が管理しやすい方法が正解

キャッシュレスのほうが管理しやすい人もいれば、現金のほうが使いすぎを防ぎやすい人もいます。

大切なのは、

どちらが一般的に良いか

ではなく、

自分が支出を把握できる方法を選ぶこと

です。

使いすぎた月があっても翌月に極端な節約をしない

キャッシュレス決済で使いすぎたことに気づくと、

「来月は外食ゼロ」

「買い物禁止」

「全部現金」

など、極端なルールを作りたくなることがあります。

しかし、厳しすぎるルールは続きにくいものです。

原因を一つ探す

使いすぎた月は、

外食が多かった。

ネットショッピングが多かった。

コンビニ利用が増えた。

旅行など特別な支出があった。

など、原因を一つ探します。

その原因だけを少し調整するほうが、生活を大きく変えずに済みます。

キャッシュレス決済と固定費を一緒に確認する

クレジットカードなどには、

スマートフォン料金。

サブスク。

ネットサービス。

などの固定費を登録している人も多いでしょう。

そのため、明細を見るときは日常の買い物だけでなく、

毎月自動的に支払っているもの

も確認します。

以前は使っていたけれど今は使っていないサービスが、残っている可能性があります。

キャッシュレス決済の履歴は、家計全体を整理する材料としても利用できます。

生活費管理は「我慢」より「仕組み」

使いすぎを防ごうとすると、

コンビニ禁止。

外食禁止。

ネット通販禁止。

というルールを作りたくなります。

しかし、すべてを禁止すると生活の楽しみが減ってしまいます。

おすすめなのは、

使ってもいい。ただし予算の範囲を確認する

という考え方です。

たとえば、

今月自由に使える金額はこのくらい。

外食はこの範囲。

趣味はこの範囲。

と大まかに決めます。

その中で使うのであれば、必要以上に罪悪感を持つ必要はありません。

キャッシュレス決済も「お金・時間・手間」で考える

キャッシュレス決済の大きなメリットは、支払いが簡単になることです。

現金を下ろす回数を減らせる。

支払いが速い。

ネットでも使いやすい。

という点は、時間や手間の削減につながります。

一方、決済方法を増やしすぎると、

利用履歴を確認する。

支払い予定を管理する。

アプリを複数見る。

という手間が増えます。

そのため、

お金・時間・手間

の3つで考え、

便利さを残しながら管理しやすい形にすることが重要です。

10分でできるキャッシュレス整理

「使いすぎている気がするけど、何から始めればいいか分からない」

という人は、まず10分だけ確認してみましょう。

1|使っている決済方法を書き出す

クレジットカード。

スマートフォン決済。

電子マネー。

などです。

2|直近1週間の履歴を見る

何に使っているか確認します。

特に、

コンビニ。

カフェ。

ネットショッピング。

予定外の買い物。

がどのくらいあるか見てみましょう。

3|メイン決済を一つ決める

日常的に使う決済方法を決めます。

それだけでも、お金の流れを確認しやすくなります。

60分あれば1か月分を整理する

少し時間があるなら、直近1か月分の利用履歴を確認します。

細かく家計簿を作る必要はありません。

食費。

日用品。

固定費。

外食。

ネットショッピング。

趣味。

その他。

くらいに分けます。

そして、

「想像より多かった項目」

を一つ見つけます。

一度に全部変えるのではなく、その項目だけ翌月少し意識してみましょう。

まとめ|キャッシュレス決済は「使わない」より「見えるようにする」

キャッシュレス決済で使いすぎてしまうと、

「自分には向いていない」

と思うことがあります。

しかし、キャッシュレス決済そのものをやめる必要はありません。

便利さを残したまま、

使った金額を見える状態にする

ことが大切です。

使いすぎを防ぐためには、

  1. 使っている決済方法を把握する
  2. メイン決済を決める
  3. 生活費の予算を先に決める
  4. 週に1回利用履歴を見る
  5. 通知や残高を確認する
  6. 少額決済の回数を見る
  7. ネットショッピングはすぐ買わない

という方法があります。

特に重要なのは、

キャッシュレスでいくら使えるかではなく、自分の家計でいくら使ってよいか

を考えることです。

カードやアプリで支払いができる状態でも、生活費の予算を超えている可能性があります。

また、ポイントや特典を理由に予定外の買い物を増やさないことも大切です。

キャッシュレス決済は、上手に使えば支払いの時間や手間を減らしてくれる便利な方法です。

だからこそ、

お金。

時間。

手間。

のバランスを考えながら、自分が管理しやすい仕組みを作りましょう。

まずは今日、利用しているキャッシュレス決済をすべて書き出し、

「直近1週間で何にいくら使ったか」

を確認するところから始めてみてください。

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