貯金したいのに毎月残らない人へ|無理な節約をする前に家計を整理する方法

暮らし×お金

「毎月少しは貯金したいのに、給料日前になるとほとんど残っていない」

「特別ぜいたくしているつもりはない」

「節約しようと思っても、何を減らせばいいのか分からない」

20〜30代の一人暮らし・二人暮らしでは、このような悩みを持つ人も多いでしょう。

貯金できないと、

「もっと食費を削らないと」

「外食をやめないと」

「趣味にお金を使わないようにしないと」

と考えがちです。

しかし、いきなり我慢を増やす必要はありません。

まずやるべきなのは、

「毎月いくら入ってきて、何にいくら出ていっているか」を整理すること

です。

家計が見えないまま節約しても、

頑張っているのに残らない。

ストレスだけ増える。

結局続かない。

という状態になりやすくなります。

この記事では、貯金したいのに毎月お金が残らない人に向けて、無理な節約を始める前に家計を整理する方法を分かりやすく解説します。

  1. 貯金できないときに最初にやることは「節約」ではない
  2. STEP1|手取り額を確認する
    1. 毎月大きく変わる場合は平均を見る
  3. STEP2|固定費を全部書き出す
    1. 「少額だから気にしない」をやめる
  4. STEP3|変動費をざっくり分ける
    1. 最初から細かく分けすぎない
  5. STEP4|「残ったら貯金」をやめてみる
    1. 先に分けておく
  6. STEP5|生活費の「上限」をゆるく決める
    1. 予算は完璧でなくていい
  7. STEP6|「無駄遣い」ではなく「満足度の低い支出」を探す
    1. 満足度の低い支出を減らす
  8. STEP7|1週間だけお金の使い方を記録する
    1. 金額より「回数」を見る
  9. 貯金を増やしたいなら固定費から確認する
    1. 見直し候補を確認する
  10. 食費は「削る」より「崩れにくくする」
    1. 忙しい日の食事を先に決める
  11. クレジットカード払いは「使った感覚」が薄くなりやすい
    1. 明細を定期的に確認する
  12. ボーナスを前提に毎月の家計を組まない
    1. ボーナスは別枠で考える
  13. 急な出費に備えるお金も考えておく
    1. 貯金とは別に予備費を考える
  14. 家計管理は毎日やらなくてもいい
    1. 続けられる方法が一番大切
  15. 貯金額より「毎月残る仕組み」を先に作る
  16. 「節約できた金額」だけで考えない
  17. 家計整理を今日始めるならこの3つだけ
    1. 1|今月の手取り額
    2. 2|毎月自動で払っている金額
    3. 3|今月いくら残したいか
  18. まとめ|貯金したいなら、無理な節約より先に家計を整理しよう

貯金できないときに最初にやることは「節約」ではない

貯金したいと思ったとき、多くの人は支出を減らすことから始めます。

もちろん、無駄な支出が多い場合は見直しも必要です。

しかし、その前に大切なのが、

自分の家計の全体像を知ること

です。

たとえば、

手取りはいくらあるのか。

固定費はいくらか。

食費や日用品にいくら使っているか。

自由に使えるお金はいくら残るのか。

が分かっていないと、

「今月は使いすぎた気がする」

という感覚だけで判断することになります。

感覚ではなく、まず数字で確認しましょう。

STEP1|手取り額を確認する

家計を整理するときは、最初に毎月実際に使えるお金を確認します。

ここで見るのは額面の給与ではなく、

実際に口座へ振り込まれる手取り額

です。

たとえば、給与明細の総支給額が高く見えても、そこから税金や社会保険料などが引かれます。

家計を考えるときは、

「毎月いくら稼いでいるか」

より、

「毎月いくら使える状態で入ってくるか」

を見るほうが分かりやすくなります。

毎月大きく変わる場合は平均を見る

残業代などで収入が変わる場合は、1か月だけで判断しないほうがよいでしょう。

直近数か月を見て、

「だいたいこのくらい」

という平均を出します。

収入が多かった月を基準に生活費を決めると、収入が少ない月に苦しくなることがあります。

そのため、生活費は少し低めの収入を基準に考える方法もあります。

STEP2|固定費を全部書き出す

次に、毎月ほぼ決まって発生する固定費を確認します。

たとえば、

家賃。

通信費。

保険。

サブスクリプション。

定期的なサービス料金。

などです。

固定費は、生活しているだけで毎月自動的に出ていくお金です。

「少額だから気にしない」をやめる

月額数百円程度のサービスでも、複数契約していれば積み重なります。

たとえば、

動画配信。

音楽。

クラウド。

アプリ。

オンラインサービス。

などです。

一つずつは小さくても、

「全部合わせると意外と大きかった」

ということがあります。

まずは、クレジットカード明細や口座引き落としを見て、

毎月自動的に出ていくお金を一覧にする

ところから始めましょう。

STEP3|変動費をざっくり分ける

次に、毎月金額が変わる支出を整理します。

たとえば、

食費。

日用品。

外食。

交際費。

娯楽費。

衣類。

美容。

交通費。

ネットショッピング。

などです。

最初から細かく分けすぎない

家計管理を始めると、

食費をさらに細かく分ける。

日用品も種類別にする。

毎日の支出を1円単位で記録する。

と頑張りすぎる人がいます。

しかし、続かなければ意味がありません。

最初は、

食費。

生活用品。

遊び。

その他。

くらいの大まかな分類でも十分です。

目的は家計簿を完璧につけることではなく、

お金がどこへ流れているのかを把握すること

です。

STEP4|「残ったら貯金」をやめてみる

貯金できない人に多いのが、

「給料を使って、余った分を貯金しよう」

という方法です。

しかし、使えるお金が口座に残っていると、

「まだ余裕がある」

と感じてしまうことがあります。

その結果、

月末になるとほとんど残っていない。

という状態になりやすくなります。

先に分けておく

そこで、自分に合うのであれば、給料が入った時点で、

生活費。

自由に使うお金。

貯めるお金。

を大まかに分ける方法があります。

大切なのは、

「残ったら貯める」ではなく、「先に貯める分を決める」

という考え方です。

ただし、最初から無理な金額を設定する必要はありません。

たとえば、

今まで毎月ほとんど貯金できていない人が、急に大きな金額を貯めようとすると生活が苦しくなります。

まずは無理なく続けられる金額から始めましょう。

STEP5|生活費の「上限」をゆるく決める

家計を整えるときは、

「食費は絶対に○円まで」

と厳しく決める必要はありません。

むしろ、

だいたいこのくらい。

を目安にするほうが続けやすい場合があります。

予算は完璧でなくていい

たとえば、

家賃などの固定費。

食費。

日用品。

自由に使うお金。

貯金。

というように分けて、

「この範囲に収まればOK」

という考え方にします。

毎月予定外の支出はあります。

友人との食事。

冠婚葬祭。

家電の買い替え。

病院。

旅行。

などです。

そのため、少し余裕を持たせておくことも大切です。

STEP6|「無駄遣い」ではなく「満足度の低い支出」を探す

家計を見直すとき、

「これは無駄遣い」

と全部否定してしまうと苦しくなります。

たとえば、

カフェ。

外食。

趣味。

ゲーム。

旅行。

などは、人によっては大切な楽しみです。

満足度の低い支出を減らす

見直すなら、

使ったあと満足していないもの。

何となく買ったもの。

使っていないサービス。

惰性で払っているもの。

を優先しましょう。

たとえば、

何か月も見ていない動画サービス。

送料無料にするため追加した商品。

毎回なんとなく買うコンビニ商品。

付き合いだけで参加している飲み会。

などです。

これらは、減らしても生活の満足度が下がりにくい可能性があります。

節約は、

好きなものを全部我慢することではなく、満足していない支出を減らすこと

と考えると続けやすくなります。

STEP7|1週間だけお金の使い方を記録する

家計簿が続かない人は、まず1週間だけ記録してみましょう。

記録するのは、

何に使ったか。

いくら使ったか。

だけで構いません。

たとえば、

昼食。

コンビニ。

カフェ。

スーパー。

ネットショッピング。

外食。

などです。

金額より「回数」を見る

1週間記録すると、

「コンビニに毎日行っている」

「外食が思ったより多い」

「ネット通販を何度も使っている」

といった傾向が見えることがあります。

支出は金額だけでなく、

何回その行動をしているか

を見るのも重要です。

1回数百円でも、毎日なら積み重なります。

貯金を増やしたいなら固定費から確認する

家計を見直すとき、

毎日の食費を数十円ずつ削るより、固定費を見直したほうが効果が続きやすい場合があります。

固定費は一度変更すれば、その後も毎月支出が変わる可能性があるからです。

見直し候補を確認する

たとえば、

使っていないサブスク。

現在の使い方に合わない通信プラン。

重複しているサービス。

内容を把握していない契約。

などです。

もちろん、安くなるからという理由だけで変更する必要はありません。

サービス内容。

使いやすさ。

手間。

解約条件。

なども確認しましょう。

食費は「削る」より「崩れにくくする」

貯金したいと考えると、食費を削りたくなる人も多いでしょう。

しかし、

毎日自炊。

外食禁止。

コンビニ禁止。

と厳しくすると、仕事が忙しくなったときに崩れやすくなります。

忙しい日の食事を先に決める

たとえば、

疲れた日は冷凍食品。

残業日は宅配食。

金曜日は外食OK。

休日は自炊。

というように、最初から使い分けを決めておきます。

すると、

「今日も自炊できなかった」

というストレスを減らしながら、食費も管理しやすくなります。

大切なのは、

一番安い食事を続けることではなく、予算の中で生活が回ること

です。

クレジットカード払いは「使った感覚」が薄くなりやすい

クレジットカードやキャッシュレス決済は便利です。

しかし、現金のように財布の中身が減らないため、

「今月いくら使ったか分からない」

となる人もいます。

明細を定期的に確認する

クレジットカードを使う場合は、利用履歴を確認する習慣を作りましょう。

見るポイントは、

毎月の合計。

大きな支出。

繰り返し発生している支出。

知らないうちに継続しているサービス。

などです。

カード自体が問題なのではありません。

使った金額を把握できているか

が重要です。

ボーナスを前提に毎月の家計を組まない

ボーナスがある人は、

「ボーナスで補えばいい」

と考えて、毎月の支出が少し多くなることがあります。

しかし、ボーナスの金額や支給状況は常に同じとは限りません。

そのため、普段の生活費はできるだけ毎月の収入の範囲で収まるように考えたほうが管理しやすくなります。

ボーナスは別枠で考える

ボーナスを受け取ったら、

貯金。

大きな買い物。

旅行。

将来の支出。

などに分けて考える方法があります。

日常生活がボーナス頼みになっていないか、一度確認してみましょう。

急な出費に備えるお金も考えておく

毎月きれいに予算を組んでも、予定外の支出は発生します。

たとえば、

家電が壊れた。

急に病院へ行った。

冠婚葬祭があった。

引っ越しが必要になった。

という場合です。

こうした支出があるたびに貯金を崩すと、

「全然増えない」

と感じやすくなります。

貯金とは別に予備費を考える

自分に合うのであれば、

普段使わないお金。

急な出費に使うお金。

将来のために貯めるお金。

を分けて考える方法があります。

最初から大きな金額を用意する必要はありません。

少しずつ準備しておけば、予定外の支出が発生したときにも家計が崩れにくくなります。

家計管理は毎日やらなくてもいい

「家計管理=毎日家計簿」

と思うと、面倒に感じる人もいるでしょう。

しかし、毎日記録しなくても家計は整理できます。

たとえば、

週末にカード明細を見る。

給料日に口座残高を確認する。

月末に大まかな支出をまとめる。

という方法でも構いません。

続けられる方法が一番大切

家計管理は、

細かく記録できる人が偉い

というものではありません。

目的は、

自分のお金の流れを把握し、貯金できる状態を作ること

です。

月に一度の確認でも、それで継続できるなら十分です。

貯金額より「毎月残る仕組み」を先に作る

貯金を始めると、

「○年で○万円貯めたい」

という目標を考える人もいます。

目標を持つことは悪くありません。

しかし、毎月家計が赤字の状態で大きな目標だけ設定しても続きにくくなります。

先に作りたいのは、

毎月少しでもお金が残る仕組み

です。

たとえば、

固定費を整理する。

給料日に貯金分を分ける。

自由に使う金額を決める。

月に一度支出を確認する。

という流れです。

この仕組みができれば、収入や生活状況が変わったときにも調整しやすくなります。

「節約できた金額」だけで考えない

家計改善では、

「月にいくら安くなったか」

だけに注目しがちです。

しかし、節約のために大量の時間や手間を使っているなら、自分にとって続けやすい方法とは限りません。

たとえば、

少しでも安い店を探して遠くまで買い物に行く。

複数のサービスを毎回細かく比較する。

ポイントを得るために余計な買い物をする。

という状態です。

このブログでは、

お金・時間・手間

の3つを基準にしています。

家計管理も同じです。

少し安くするために生活が大変になるのではなく、

無理なく続けながらお金が残る方法

を選びましょう。

家計整理を今日始めるならこの3つだけ

ここまで読んで、

「やることが多そう」

と感じた人は、今日すべて行う必要はありません。

まず次の3つだけ確認してみましょう。

1|今月の手取り額

毎月実際に使えるお金を確認します。

2|毎月自動で払っている金額

家賃、通信費、保険、サブスクなどです。

3|今月いくら残したいか

大きな金額でなくて構いません。

無理なく残せそうな金額を一つ決めます。

この3つだけでも、

「何となく余ったら貯金」

という状態から一歩進めます。

まとめ|貯金したいなら、無理な節約より先に家計を整理しよう

貯金したいのに毎月お金が残らないと、

「もっと我慢しなければ」

と考えてしまうことがあります。

しかし、最初から生活を切り詰める必要はありません。

まずは、

  1. 毎月の手取り額を確認する
  2. 固定費を書き出す
  3. 変動費を大まかに分ける
  4. 貯めるお金を先に分ける
  5. 生活費の目安を決める
  6. 満足度の低い支出を見つける
  7. 1週間だけ支出を記録する

という順番で整理してみましょう。

大切なのは、

家計簿を完璧につけることではありません。

自分のお金がどこへ流れているのかを把握し、

「この金額なら毎月残せそう」

という状態を作ることです。

節約も、

外食禁止。

趣味禁止。

買い物禁止。

のような極端な方法にする必要はありません。

自分にとって必要なものや楽しみは残しながら、使っていないものや満足度の低い支出を減らしていきましょう。

そして、

お金・時間・手間

のバランスも忘れないことが大切です。

家計を管理するために毎日大量の時間を使うのではなく、自分が続けられるシンプルな方法を選びましょう。

まずは今日、銀行口座やカード明細を確認し、

「毎月必ず出ていくお金はいくらあるか」

を書き出すところから始めてみてください。

貯金は、我慢の多さではなく、毎月少しでも残せる仕組みを作ることから始まります。

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