「やっと休みになったのに、掃除と洗濯をしていたら午前中が終わった」
「食材や日用品を買いに行って、帰宅して料理をしたらもう夕方」
「平日にできない家事を休日にまとめていたら、自分の時間がほとんど残らない」
仕事が忙しい20〜30代の一人暮らし・二人暮らしでは、このような悩みを感じることがあります。
平日は仕事を優先し、掃除や洗濯などを休日にまとめる方法は効率的に見えます。しかし、すべてを休日に集中させてしまうと、今度はせっかくの休日が「家事を片付ける日」になってしまいます。
掃除して、洗濯して、買い物へ行って、料理をする。
気がついたら夕方になり、「明日からまた仕事か」と感じてしまう。
この状態を変えるために必要なのは、家事をものすごい速さで終わらせることではありません。
大切なのは、休日にやる家事そのものを減らすことです。
この記事では、休日が家事だけで終わってしまう人に向けて、掃除・洗濯・料理・買い物を効率化する考え方を紹介します。
休日を家事のためだけに使うのではなく、自分がやりたいことに使える時間を取り戻していきましょう。
- なぜ休日が家事だけで終わってしまうのか?
- STEP1|休日の家事に「終了時間」を決める
- STEP2|掃除は「全部屋を完璧に」をやめる
- STEP3|洗濯は「洗う・干す・畳む」をセットで考えない
- STEP4|休日の料理を「大量の作り置き」にしすぎない
- STEP5|スーパーと日用品の買い物をまとめる
- STEP6|休日にやらなくていい家事をサービスへ移す
- STEP7|休日の「やりたいこと」を先に予定に入れる
- 家事を減らしても生活が乱れない「最低ライン」を決めよう
- 家事に使っている時間を一度だけ計ってみる
- 「節約」と「休日の時間」のバランスも考える
- 休日を取り戻すために、まず一つやめてみよう
- まとめ|休日は「家事を全部終わらせる日」にしなくていい
なぜ休日が家事だけで終わってしまうのか?
最初に考えたいのが、休日にどれくらいの家事を集めているかです。
仕事のある平日は、
「今日は疲れたから掃除は土曜日にしよう」
「洗濯は休みの日でいいか」
「日用品も週末に買いに行こう」
と、家事を後回しにしやすくなります。
もちろん、疲れている日に無理をする必要はありません。
問題なのは、後回しにした家事がすべて休日に集まることです。
たとえば休日に、
・部屋全体の掃除
・洗濯
・シーツやタオルの洗濯
・スーパーで食材を購入
・ドラッグストアで日用品を購入
・料理や作り置き
・クリーニングの持ち込みや受け取り
・ゴミや不要品の整理
などをまとめて行えば、それだけで何時間も必要になります。
そこで最初に変えたいのが、
「休日になったら全部まとめて片付ける」
という家事の方法です。
STEP1|休日の家事に「終了時間」を決める
休日の家事で起こりやすいのが、終わりが決まっていないことです。
朝起きて、
「とりあえず掃除しよう」
と始めます。
掃除をしている途中で洗濯機を回し、収納の乱れが気になって片付けを始める。
すると不要なものが見つかり、今度は整理を始める。
気づけば昼を過ぎている。
こうした経験がある人もいるでしょう。
「全部終わるまで」ではなく「時間が来たら終わり」
休日の家事は、やることだけではなく終了時間も決めるのがおすすめです。
たとえば、
「土曜日の9時から11時まで」
と決めます。
11時になったら、基本的には家事を終了します。
終わらなかった家事があったら、
「これは本当に今日やる必要があるのか」
「毎週やる必要があるのか」
「もっと簡単な方法はないのか」
を考えます。
家事は探せばいくらでも見つかります。
そのため「全部終わったら休もう」と考えていると、休む時間が後回しになりやすいのです。
休日の予定を決めてから、残った時間に家事を入れる。
この順番に変えてみましょう。
STEP2|掃除は「全部屋を完璧に」をやめる
休日の家事で時間を使いやすいものの一つが掃除です。
床、キッチン、トイレ、お風呂、洗面所など、すべてを一度に掃除しようとすると時間がかかります。
そこで、掃除する場所を分けます。
たとえば、
今週は水回りを重点的に掃除する。
翌週は収納を見直す。
普段の床掃除は短時間で済ませる。
というように、一度にすべてを完璧にしない方法です。
掃除の前の「片付け」を減らす
掃除そのものより時間を取られているのが、掃除前の片付けというケースもあります。
床に服やバッグがある。
テーブルに郵便物や書類が積まれている。
洗面台にさまざまなものが置かれている。
この状態では、掃除する前に物を移動させなければなりません。
そこで、
「バッグはここ」
「郵便物はここ」
「脱いだ服はここ」
と、日常的に使うものから置き場所を決めます。
掃除を速くするより、掃除を始めやすい部屋を作る。
これだけでも休日の負担を減らしやすくなります。
STEP3|洗濯は「洗う・干す・畳む」をセットで考えない
休日にまとめて洗濯すると、衣類だけでなくタオルやシーツなども重なり、何度も洗濯機を回すことがあります。
洗濯で面倒なのは、洗濯機を動かすことだけではありません。
洗う。
干す。
取り込む。
畳む。
収納する。
これらを全部合わせて「洗濯」という家事にしています。
そこで、それぞれの工程を減らせないか考えます。
ハンガーのまま収納する
シャツや上着などは、ハンガーで干して、そのままクローゼットへ収納できれば「畳む」という工程を減らせます。
洗濯用と収納用でハンガーを使い分けている場合は、同じものを使えるか考えてみてもよいでしょう。
すべてきれいに畳まなくてもいい
タオルや下着なども、自分が使いやすければ問題ありません。
収納の見た目を整えるために毎週多くの時間を使っているなら、
「自分はここまできれいに収納する必要があるのか?」
と考えてみましょう。
家事を効率化する目的は、きれいな収納を作ることではなく、自分が生活しやすくすることです。
STEP4|休日の料理を「大量の作り置き」にしすぎない
平日の料理をラクにするため、休日に作り置きをしている人もいるでしょう。
作り置きは便利な方法ですが、量が増えると休日の負担になります。
午前中にスーパーへ行き、
食材を購入し、
帰宅して何品も料理し、
保存容器へ入れ、
最後に大量の調理器具を洗う。
平日の時間は節約できても、休日の数時間を使うことになります。
「作り置き」ではなく「準備だけ」でもいい
すべて完成した料理にする必要はありません。
たとえば、
野菜を使いやすい状態にしておく。
肉や魚を一食分ずつ分けておく。
ご飯をまとめて炊いて冷凍する。
平日に使う食材をまとめておく。
など、調理の一部だけを休日に済ませる方法もあります。
また、冷凍食品や惣菜などを組み合わせれば、毎食すべてを手作りする必要もありません。
「平日をラクにするために、休日が料理だけで終わる」
という状態になっていないか、一度確認してみましょう。
STEP5|スーパーと日用品の買い物をまとめる
休日になると、
スーパーへ行く。
ドラッグストアへ行く。
必要ならホームセンターや衣料品店へ行く。
と、買い物だけで複数の場所を回ることがあります。
移動時間やレジ待ちまで含めると、買い物だけで休日のかなりの時間を使う可能性があります。
「なくなってから買う」を減らす
洗剤がなくなったから買いに行く。
ティッシュがなくなったから買いに行く。
シャンプーがなくなったから買いに行く。
このような買い方をしていると、買い物の回数が増えます。
そこで、残りが少なくなった段階でスマートフォンの買い物リストに追加しておきます。
次回の買い物でまとめて購入すれば、その都度出かける必要がありません。
買い物自体を減らす方法もある
買い物の時間が大きな負担なら、ネットスーパーや食材宅配なども選択肢になります。
もちろん、店舗で買う場合と比較して配送料などが発生するケースもあるため、条件を確認する必要があります。
ここで考えたいのが、
「いくらかかるか」だけではなく「休日の何分を使っているか」
です。
たとえば毎週かなりの時間を買い物に使っているなら、その一部を減らすためにサービスを利用する価値があるかもしれません。
反対に、買い物そのものが気分転換になっている人なら、無理に減らす必要はありません。
自分が負担に感じているかどうかで判断しましょう。
STEP6|休日にやらなくていい家事をサービスへ移す
掃除、料理、買い物、洗濯。
工夫しても時間が足りない場合には、家事の一部を生活サービスへ移す方法があります。
たとえば、
・家事代行
・宅配食
・食材宅配
・ネットスーパー
・宅配クリーニング
などです。
一人暮らしの場合、
「自分一人のためにサービスを使うのはもったいない」
と思うこともあるでしょう。
しかし、利用するかどうかは一人暮らしかどうかではなく、自分がその家事にどれだけ時間と手間を使っているかで考える方法があります。
月額料金だけで判断しない
生活サービスを比較するとき、最初に目につくのは料金です。
もちろん家計とのバランスは重要です。
しかし、料金だけを見ると「自分でやれば0円だから、自分でやったほうがいい」という結論になりやすくなります。
そこで、
料金
+
減らせる時間
+
減らせる手間
の3つで考えます。
たとえば休日の買い物が負担なら、宅配サービスを使うことでどれくらい時間を減らせるのか。
クリーニング店への往復が面倒なら、宅配型にすると何回の外出を減らせるのか。
掃除が特に苦手なら、家事代行を利用することで休日をどう使えるようになるのか。
こうした視点で考えると、自分に必要なサービスかどうか判断しやすくなります。
STEP7|休日の「やりたいこと」を先に予定に入れる
休日が家事だけで終わる人に試してほしいのが、家事より先に自分の予定を決めることです。
たとえば、
「土曜日の13時から映画を見る」
「日曜日の午後は友人と会う」
「午前中はカフェでゆっくりする」
「夕方は趣味の時間にする」
などです。
予定といっても、外出する必要はありません。
「14時以降は家事をしない」
でも構いません。
空いた時間に家事をする発想へ変える
家事をすべて終わらせてから自由時間にするのではなく、
自分の時間を確保して、残った時間に家事を入れる
という順番に変えます。
たとえば土曜日なら、
9:00 起床・朝食
10:00 洗濯・掃除
11:30 家事終了
12:00 昼食
13:00以降 自由時間
というように家事の終了時刻を設定します。
「掃除が全部終わっていないから午後も続ける」のではなく、最低限困らない状態なら終了します。
この線引きを作ることが、休日を家事だけで終わらせないためのポイントです。
家事を減らしても生活が乱れない「最低ライン」を決めよう
家事を減らすと、
「部屋が汚くならないかな」
「ちゃんと生活できなくなるのでは?」
と心配になる人もいるでしょう。
そこで、自分にとっての最低ラインを決めます。
たとえば、
・ゴミはためない
・仕事で必要な服は洗濯する
・食事に困らない状態にする
・水回りは一定期間ごとに掃除する
・生活に必要なものを切らさない
などです。
その最低ラインを維持できていれば、それ以上の家事は「できたらやる」に変える方法があります。
自分が快適だと思う基準は、人によって違います。
SNSなどで見かける整った部屋や丁寧な暮らしを、そのまま自分の基準にする必要はありません。
仕事をしながら無理なく維持できること。
これを基準にしましょう。
家事に使っている時間を一度だけ計ってみる
休日の家事が大変だと感じていても、何に一番時間を取られているのか分からない場合があります。
そこで一度だけ、休日の家事時間を簡単に記録してみましょう。
たとえば、
掃除:60分
洗濯:40分
スーパーへの買い物:70分
日用品の買い物:30分
料理・作り置き:90分
片付け:30分
だったとします。
合計すると5時間以上です。
この場合、「掃除を10分速くする」だけでは休日全体は大きく変わりません。
それより、
「買い物をまとめて回数を減らせないか」
「作り置きを90分から45分程度にできないか」
「一部を宅配などへ移せないか」
と、大きく時間を使っている家事から見直したほうが効率的です。
家事の時短は、細かいテクニックをたくさん覚えることより、自分が時間を使っている場所を見つけることから始まります。
「節約」と「休日の時間」のバランスも考える
20〜30代では、生活費や将来のお金が気になる人もいるでしょう。
そのため、
「家事は自分でやったほうがお金がかからない」
と考えるのも自然です。
一方で、お金を節約するために休日の多くを家事に使えば、自分の時間は減ります。
逆に、すべてを便利なサービスに任せれば、毎月の支出が増える可能性があります。
大切なのは、どちらか一方に偏ることではありません。
たとえば、
「料理は自分でするけれど買い物回数を減らす」
「掃除は自分でするけれどクリーニングの手間を減らす」
「平日は簡単な食事にして、休日の作り置きを減らす」
というように、自分が負担に感じている部分だけを変えることができます。
このサイトでは、こうした暮らしの選択を**「お金・時間・手間」**の3つから考えていきます。
単純に一番安い方法ではなく、自分の生活にとって続けやすい方法を選ぶことが重要です。
休日を取り戻すために、まず一つやめてみよう
ここまで読んで、
「掃除も洗濯も料理も全部見直さないといけないの?」
と思った人もいるかもしれません。
しかし、一度にすべて変える必要はありません。
次の休日に、一つだけ試してみましょう。
たとえば、
「家事は午前11時30分までにする」
「作り置きを5品から2品にする」
「日用品の買い物を食品とまとめる」
「洗濯物を一部畳まない収納にする」
「休日に必ず自分の予定を一つ入れる」
などです。
一つ変えてラクになったら、次の負担を見直します。
こうして少しずつ「やらなくても困らない家事」を増やしていけば、休日に必要な家事時間も減らしやすくなります。
まとめ|休日は「家事を全部終わらせる日」にしなくていい
平日に仕事が忙しいと、掃除・洗濯・料理・買い物などを休日にまとめたくなります。
しかし、休日にすべてを集中させると、今度は自分のための時間がなくなってしまいます。
休日を家事だけで終わらせないためには、
- 家事の終了時間を決める
- 掃除を一度に完璧にしない
- 洗濯の工程を減らす
- 作り置きを頑張りすぎない
- 買い物の回数を減らす
- 必要なら生活サービスを利用する
- 自分の予定を家事より先に入れる
という方法があります。
特に大切なのは、「家事を全部終わらせてから休む」という考え方を見直すことです。
生活に困らない最低限の家事ができているなら、残りは翌週でも構わないことがあります。
また、自分で工夫しても負担が大きい家事については、食材宅配、宅配食、宅配クリーニング、家事代行などを比較する方法もあります。
サービスを利用するかどうかは料金だけではなく、
「いくらかかるか」
「何時間減らせるか」
「どれくらい手間が減るか」
という3つの視点で考えてみましょう。
休日は、次の仕事に備えて家事を処理するためだけの日ではありません。
趣味を楽しむ。
友人や家族と過ごす。
出かける。
勉強する。
あるいは、何もしないでゆっくりする。
そんな時間を確保するためにも、まず次の休日は、**「家事を何時に終わらせるか」**を決めるところから始めてみてください。


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